いろいろセレクト

タイルを使ったゲームたち

 タイルを使ったゲームと言えば真っ先に思い浮かぶのはやはりカルカソンヌでしょう。2000年に発表されて,翌年のドイツゲーム大賞受賞。その後拡張やら別ヴァージョンやらが出まくっているのはご承知の通り。地形がつながるようにタイルを配置するだけという簡単なルールでの攻防はとても熱いですね。

 カルカソンヌや比較的軽いタイル配置が中心のゲームは,以前のページで紹介したので,今回はやや複雑,タイルを置くだけではない,そんなじっくり系のゲームを・・・。こんなんあります!
タイル置いていく系:少し複雑なタイプ
☆キーフラワー(Keyflower)☆Sebastian Bleasdale/Richard Breese☆2012☆
 春夏秋冬,自分のだけの村をタイルを並べていくことで発展させていきます。そのシステムはかなり複雑。毎ラウンド,場に置かれたタイルの上に駒を置いて使ったり,脇に置いてタイルを確保するための競りに使ったりします。駒の置き方や,タイルの使い方など細かいルールがたくさんあるし,きちんと先を見通して目的を持ってタイルを狙いにいかないと勝ち目はありません。季節ごとに発展していく自分の村を眺めながら,どうしようかあれこれ考えるのはとても楽しい時間です。6人までプレーできますが,時間や複雑さを考えると4人程度が一番かなと思います。(2014.9.23)
銀杏都市 ☆銀杏都市(Ginkgopolis)☆Xavier Georges☆2012☆
 こちらは銀杏都市への建物の建築合戦です。カードをプレイしてタイルを配置していきます。カードのプレイやタイルの配置によっていろいろなボーナスもあり,銀杏都市さらに最後は自分がどれだけ優位に建築しているかで,大きな得点も入るので,激しい陣取り的な要素もあって白熱します。タイルは並べるだけでなく,上に積むこともでき,立体感も感じられます。カードとタイルの関係があまり見ないシステムなので,最初は分かりづらく戸惑うこともありますが,きっと何度もプレイしたくなる一作です。(2014.9.23)
シティ・ビルダー ☆シティ・ビルダー(Suburbia)☆Ted Alspach☆2012☆
 場のタイルを購入して,自分だけの都市を発展させていく,これも箱庭式ゲーム。シンプルで幾何学的なデザインは,シティ・ビルダーあまり箱庭といった雰囲気はありませんが,未来都市を作っているような感覚です。タイルの配置にあまり制限はない代わりに,どうやって配置するとより効果的なのかを考えなくてはいけません。タイルを配置する度に,得点や収入などに影響がでるので,ちょっと面倒ですが,しっかり確認する必要があります。人口や収入のバランスを考えながら自分の都市を発展させていく素晴らしい時間が待っています。(2014.9.23)
グレン・モア ☆グレン・モア(Glen More)☆Matthias Cramer☆2010☆
 ぐるぐる回る駒の移動によって好きなタイルを取りながら,自分だけの街を作っていく箱庭式のタイル配置ゲームです。グレン・モア道や川をきちんとつなげないといけないのは,お決まりのパターン。多少複雑なところは,タイルが置ける場所の制限やタイルを配置したときの様々な効果の解決といったところです。自分だけの街だとタイルをたくさん配置して発展させたくなるところですが,何と他よりもタイルが多すぎるとマイナス点を喰らうという厳しさも。(2014.9.20)
サンスーシ ☆サンスーシ(Sanssouci)☆Michael Kiesling☆2013☆
 ドイツの美しい宮殿サンスーシに壮麗な庭を造っていきます。各自手元のボードにタイルを配置していくタイプです。サンスーシカードをプレイして,条件に合う場所から庭のモチーフのタイルを取り,自分の宮殿の条件が合う場所に置いていきます。その後,貴族に庭を散歩させて得点を加算していきます。できる限り下の方へ下の方へ置いて貴族が移動できれば点数が高くなります。より高い得点を得るようなタイルをうまく獲得できるかどうか,カードの巡り合わせに左右されながらも,タイルの取り合いでうまくいくかが勝負の分かれ目です。ソロプレー感が強いですが,箱庭的な感覚が好きならいけるのでは。(2014.9.21)