ボードゲームレビュー


ヴァンツェン・タンツェン ☆☆☆☆☆ 

 ダイスを振って,タスクカードの決められた目標を達成します。ただし,カードを獲得できるのは,最後の目標を達成したときだけ。失敗するとバグもたまっていきにっちもさっちも行かない??

ヴァンツェン・タンツェン

 タスクカードの一番を上を表向けます。2つから4つある目標を達成します。振り直し,失敗チップやマイナスカードも用意。ダイスは5つ,全て振ります。

ヴァンツェン・タンツェン

 目標は書いてある目を出したり,同じ目,連続,合計数などいろいろ。まずは6を2個,または6を3個出せば目標達成ですが・・・。

ヴァンツェン・タンツェン

 達成された目標には×の印をかぶせます。また,振り直したり,失敗して隣に移ると,このバグチップを取らなくてはなりません。うーん,厳しい。

ヴァンツェン・タンツェン

 目標のうちの最後に残った目標さえ,達成すればそのカードがもらえるという何か理不尽な設定。自分だけで達成すれば文句ないんですがね。

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 合計26以上という難しい目標を残して回ってきたカード。それを何と一発クリアーで美味しく3点ゲット。右のマイナスカードは,バグチップを5つ貯めると取らなくてはならないカード。最初は−1点ですが,だんだんひどくなって最後は−5点となっています。

ヴァンツェン・タンツェン

 タスクカードかマイナスカードがなくなったらゲーム終了。最後の−5点をJnが取って終了。自分はマイナス点なくぶっちぎりの勝利でした。

 目標を達成していくパターンの,よくあるダイスゲームです。それ自体は,単純なダイスゲームらしく,ダイス目に一喜一憂して盛り上がります。しかし,いくつ目標を達成しても最後の1個の目標を達成しないと,得点を持って行かれてしまうのは何とも理不尽な感じがします。まあその1つがなかなか達成できずにもう一度回ってくることもありますが。まあ所詮ダイス運なんだから,おいしいとこ取りも何でもありだと言われれば,そりゃそうですがねぇ。まあ,驚異のダイス目に賭けて,家族で親子でがやがや楽しむにはいいのかもしれません。BGGでも決して評価低くないしね。
※2013.3.31

ヴァンツェン・タンツェン(Wanzen Tanzen) ゲームデータ

ヴァンツェン・タンツェン
○デザイン Reinhard Staupe
○発  表 2012年
○メーカー AMIGO Spiel+Freizeit GmbH
○2〜4人用 約30分
○難易度  軽め
○ドイツ・アマゾンで購入(約7ユーロ)