ボードゲームレビュー


クアドロポリス ☆☆☆☆☆☆☆

 クアドロポリスで近代都市の市長となります。より勝利点を獲得できる都市を築いていきましょう。

クアドロポリス

 今回はエキスパートモードでの紹介です。共通の場から建物タイルを取って、自分のボードに配置していく。よくあるような感じですが、タイルの取り方と配置の仕方が独特でなかなか面白い。1〜5までの建築家タイルから1枚選んで取り、欲しい建物がある縦横の列のどこかに配置。そして、配置した建築家タイルの数字だけ数えたところにある建物を取ります。

クアドロポリス

 取ってきたタイルを配置するのもなかなか厳しい条件が。4の建築家タイルで右から4番目の建物を取り、それを自分のボードの同じ数字のマスに配置しなくてはなりません。建物は縦横の繋がりも大事なので悩ましい。

クアドロポリス

 配置すると、タイルの左上に示されていれば住民やエネルギーを得ます。それらで建物を活性化しないと、実は何の訳にも立ちません。全体ボードにはアーバニストなる駒もいて、そいつがいる縦横のラインには建築家タイルを置けないという縛りも効いています。

クアドロポリス

 もう一つ建物の配置の方法として、オフィスタワーと高層ビルは重ねることもできます。この場合は、建築家タイルの数字と一致する階数として建物を重ねていきます。建築家タイル3なら3階建てとして重ねる。

クアドロポリス

 全体で5ラウンドあり、毎ラウンド4枚の建物タイルを配置することができます。港はできれば繋げたい、とか、オフィスタワーは固めつつ、階層も高くしたいなど、建物効果によって配置の仕方もいろいろ工夫しないといけません。

クアドロポリス

 お隣はショップを多めに建設、港で住民を多く確保してショップに入れて高得点を狙います。

クアドロポリス

 4ラウンドで20枚の建物が並んだらゲーム終了。各建物の効果による得点で競います。また、活性化できなかった建物は無意味になったり、逆に余った住民やエネルギーは減点になるなどの厳しさもあってやりくりが楽しい。

 発売から4年ぐらいたって久々にプレイし掲載。マイボードへタイル配置して都市を作ろうできな作品はたくさんありますが、そんな中でもタイル確保と配置制限のルールが効いていて気持ちよく楽しめる良作。クラッシックモードもありますが(建築家タイルが各プレーヤー1〜4で固定など)、建築家タイルを自由に取り合えるエキスパートモードの方が断然面白いと思います。多様な建物で何を狙っていくのか、他のプレーヤーの方向性も見ながらの戦略も必要。活性化のための住民・エネルギーの確保もしないと得点にならないこともあり、非常に楽しめる一作です。
※2020.9.1

クアドロポリス(Quadropolis) ゲームデータ

クアドロポリス
○デザイン Francois Gandon
○発  表 2016年
○メーカー Days Of Wonder
○2〜4人用 約60分
○難易度  中ぐらい
○Spiel Offensiveで購入