ボードゲームレビュー


ぴっぐテン ☆☆☆☆☆☆☆ 

ちょうど10なら全てもらい!10を超えると前の人が大もうけ!5や0や同じ数字を上手に使ってたくさんカードを集めよう!

ぴっぐテン

カードは0〜10まで。手札は3枚だけ。そこから手番に1枚ずつ出しては,1枚補充をします。最後の最もたくさんカードを集めた人の勝ち!今回は2人でのプレイ。

ぴっぐテン

出ている山札の数字に足した数字の合計を言ってプレイします。このようにうまく足した数が10になると,”ぴっぐてん”といってそのカードを取ります。

ぴっぐテン

状況によってはこんなにカードがたまることも,途中で5を使って小さくしたり,0を使って0にしたり,前と同じ数字をその山の数にしたりすると10にならずに複数枚重なっていきます。こんなときに,10できると大もうけです。

ぴっぐテン

ここは手札が厳しく10を越えてしまったところ,そのときは前の手番の人が全てを持っていきます。こういうゲームのおもしろいのは,続くときは続くことですね。次々とぴっぐてんを決めていくかと思えば,毎回相手に取られ続けたりと波があるのがよく分かります。

ぴっぐテン

このいきなりの10のカードなどは,相手がオーバーがいやで0に戻した後に出せると,とても気持ちの良いカードですが,相手に取られるだけのことも多いカードですね。

ぴっぐテン

こうしてすべてのカードを使ったらゲーム終了。取った枚数が多い人が勝ちです。今回は2回プレイして1勝1敗でした。

この単純で簡単な割には大いに盛り上がる楽しいゲームです。しばらく後に8人でもプレイしましたが,自分が出した後出した後,次々ぴっぐてんを取られて大敗しましたが,”ぴっぐてん”の声が飛び交う楽しい時間でした。足し算がそれなりにできれば小さい子どもからでもOKなので,まさにファミリーにはうってつけ。”もう一回,もう一回”と何度でも遊びたくなる好ゲームです。
※2012.1.8

ぴっぐテン(Pig 10) ゲームデータ

ぴっぐテン
○デザイン Ayalet Pnueli
○発  表 2010年
○メーカー Zoch
○2〜8人用 約10分
○難易度  軽め
○ドイツ・アマゾンで購入(約6ユーロ)