ボードゲームレビュー


クレタ ☆☆☆☆ 

クレタ島の覇権を争う熾烈な陣取りゲーム。

クレタ

横長の美しいボードがいくつかの区域に区切られています。それぞれの土地の価値に応じて勝利点が決められています。手番にはカードをプレイし対応する駒のアクションを行います。11回の得点計算時に,それぞれ勝利点を計算し,一番多く点を取った人が勝ち。

クレタ

クレタ

区域の境目には番号がついており,その番号の回りの区域が順番に得点計算される区域となります。この場合は1回目は17の回りの区域が対象,2回目は4の回りの区域が対象。その後は1枚ずつ捲られ対象の地域が明らかになります。基本的にはこの得点計算の対象となる区域を上手に押さえて勝利点を稼ぎたいところ。

クレタ

クレタ

カードは7枚あって,それぞれ役割があります。提督をプレイすると船を置いたり,移動したりとか,農民をプレイすると,作物チップがもらえたりとか…そして,変わっているのが番人のカードをプレイすると,そこで得点計算フェイズに入るというもの。プレーヤーがここぞというタイミングで番人をプレイし,有利な得点を稼ぎにいけるのです。

クレタ

狙う区域の回りには各色の駒が集まってきますが,いろいろ条件もあります。修道院長がいると,他の色は修道院長以外は置けないとか,街をつくるためには農作物チップが必要とか。そして,番人をプレイし,高得点を獲得していきます。得点計算となる区域の決まり方によっては,いきなり番人でやられてしまうことも…

クレタ

最初に頭一つ抜き出た青に終始リードを許し,挽回できぬまま大差で敗れてしまいました。

得点計算となる区域を見据えつつ,相手の動きと自分の手札の順番などを考えながら,どこを押さえていくか…修道院長で早々に支配権を使うか,街の建築で得点アップを図るか,塔の建築で勢力範囲を広めに押さえるか,作物の収穫で大きく得点稼ぎにでるかなど,いろいろ道筋はありますが,なかなかこれだというところがないのが,いいのか悪いのか,何となく分からないまま進んでいきました。番人のカードによる得点計算への道筋は,序盤リードしていると,とても有利に使えるようにも思えます。1回のプレーではまだまだつかみ所がなく,戦略の立て方がよくわからないゲームでした。
※2011.8

クレタ(Kreta) ゲームデータ

クレタ
○デザイン Stefan Dorra
○発  表 2005年
○メーカー Goldsieber
○2〜4人用 約60分
○難易度  少し高い
○ファミリゲームズで購入