ボードゲームレビュー


赤箱ニムト ☆☆☆☆☆☆ 

 今度のニムトは,プラス点もあります。6枚目ではなく,5枚目を置いたらカードを取らなくてはなりませんよ!

赤箱ニムト

 6人でのプレー。場には15枚のカードが並びます。ここに手札からカードを置いていくことになります。手札は10枚と特別な+5,×2カードを持ってスタート。

赤箱ニムト

 プレイの基本は6ニムトと同じ。そのカードよりも数が大きく,次のカードよりも小さいところにつけていく・・・。

赤箱ニムト

 今度はプラス点もあるのでなかなか悩ましさもあります。さらに±5点とか,最後に得点を×2するカードもあって,自分が取れそうな列,相手に取らせたい列,でもどうにもならない・・・。

赤箱ニムト

 5枚目が置かれるとその列のカードは全部持って行かれて,そこは空白になり,隙間が変わっていきます。これだと,列が取られて,25〜73のカードは24につくことに。

赤箱ニムト

 特別カードは5枚の計算には入りません。こんな風にとる羽目になってしまいました。これだけで3−7+5でたったの1点・・・。全部の列が取られたらゲーム終了です。×2を持っていると,最後に枚数分かけ算,プラスでもマイナスでも大きくなります。Kawaさんが見事に勝利。自分は断トツの最下位で・・・。

 6ニムトが少々発展したような感じでしょうか。プラス点もあるので,取らないばかりでなく,うまいこと取りに行く様なカードの配置も必要。また,+5や特に×2をどこで置くか。これ最後まで持っているとマイナスになってしまうので,使わない訳にもいきません。6ニムトを経験しているほうが,スムーズに楽しめそうです。
※2014.4.26

赤箱ニムト(Hornochsen!) ゲームデータ

赤箱ニムト
○デザイン Wolfgang Kramer
○発  表 1998年
○メーカー AMIGO
○2〜6人用 約30分
○難易度  やや軽め
○イエローサブマリンで購入