ボードゲームレビュー


ボーナンザ ☆☆☆☆☆☆☆☆ 

自分の畑に豆を植えて,たくさん植えて儲けよう!いちばん上手に儲けた人が勝ちです!人気のカードゲームを初プレイです。

ボーナンザ

3人プレ−なので,自分の畑は3つある状態からスタート。手札は5枚です。この豆たちを畑に植えていきます。ただし,この手札の順番を変えてはいけないという独特のルールがいやらしいです。

ボーナンザ

手番,手前2枚のガーデンビーンを植えます。相手は3カ所の畑にそれぞれもう植えています。

ボーナンザ

植えた後,山札から2枚をオープンし,それらを自ら取って畑に植えるか,相手と交渉して違う豆を手に入れて植えるかして畑の状況を改善します。この2枚は当然自分で取って畑へ。

ボーナンザ

こんな感じで畑に豆が増えていきますが,手番にはかならず1枚は植えなくてはいけないので,どうしても植えられないときは,この豆を売ります。うまく枚数がたまっていれば高値で,もし少なければ安値か捨てるだけということに。左のガーデンビーンは枚数が少なくて貴重なので,少ない枚数で高値で売れます。

ボーナンザ

売ったら金額分のカードを裏向きのお金にしてキープ。最後にこれが多いと勝ち。交渉でできるだけ同じ豆を手に入れ,ここからは売って売って儲けに走ります。

ボーナンザ

この中央に出た豆の処理が互いの思惑で交渉して何とかしようとするのでおもしろいです。時には,ただでもらってくれーとなったり,無理矢理引き取る羽目になって,畑の豆を安値でたたき売ったりと・・・。

ボーナンザ

こうして山札が3回なくなるまで繰り返します。だんだん山札は減るので3回目なんかはすぐに終わります。最後は自分の畑の豆を売却して得点計算。

ボーナンザ

お金の数を数え22金獲得,なんとかトップで勝利しました!

1997年の発表から10年以上,すでに定番として定着しているカードゲームです。日本語版も少し前に出て,手に入れやすくなっています。ようやくプレーする機会に恵まれましたが,なるほどジレンマに悩みながら楽しめる作品です。ただ3人でのプレ−なので,割と豆の植え付けもうまくいき,無駄な廃棄は少なくて済むようです。5人での厳しい戦いもぜひやってみたいと思いました。
※2011.11.20

ボーナンザ(Bohnanza) ゲームデータ

ボーナンザ
○デザイン Uwe Rosenberg
○発  表 1997年
○メーカー Amigo(日本語版Möbius)
○2〜5人用 約30分
○難易度  中ぐらい
○ジョイ・ゲームズで購入